食彩の王国 2021年5月の放送

食彩の王国 2021年5月の放送

マスクをしている姿が日常風景になった。向こうから来る大勢が、みんなマスクをしているところが怖い。まるで、SFの世界に紛れ込んだみたいだ。仲間と会食することも控え、家族が集まることさえなかなか出来ない。ワクチン接種も始まったが、以前のような日常が戻ることはないだろう。「食彩の王国」でも、免疫力を高める食材を取り上げるようにしている。もちろん旬の食材が中心だが、現場では、生産者から小売店、料理人からも悲鳴が聞こえる。人々の活動が抑制されて、かつての方法論が通用しないのだ。そんな現状を打開するために、あらゆる職種の人たちが知恵を絞る。テレビは「今」!その「今」を重ねた先に、再び活気あふれる日常が見えてくる。そして新しいスタンダードを生み出す。食材を通して、そんな未来を見つめたい。
(土橋正道)

DVD「食彩の王国 日本の四季」
ポニーキャニオンより好評発売中!
(C)2019テレビ朝日・テレビマンユニオン・テレビ朝日映像

語り

薬師丸ひろ子

放送予定

    O.A.   テーマ     担当ディレクター 
#879 5月 1日  山菜      伊藤浩子
#880 5月 8日  生ハム     ※テレビ朝日映像  
#881 5月15日  チーズ     木村麻衣子
#882 5月22日  かまぼこ    ※テレビ朝日映像 
#883 5月29日  初ガツオ    植田裕久

2021年5月のテレビマンユニオン担当回は・・・

#879 山菜
5⽉、⼭が⼀⻫に芽吹きのときを迎えます。雪解けと共に顔を出すふきのとう、こごみ、⼭うど…。厳しい冬の寒さにじっと耐え、⼒強い⼤地のエネルギーを蓄えた「⼭菜」 は、この時期しか味わえない⼭のごちそうです。
今回は群⾺県で⽗の遺志を継ぎ、⼭菜の 王様“たらの芽”の出荷に初めて挑む若き農家に密着。フランス料理の国際コンクールで⽇本⼈初の銅賞にも輝いた腕利きのシェフが、現地を訪ね、斬新なアイデアで感動の“たらの芽フレンチ”を開拓。若⼿農家にエールを贈ります。

#881 チーズ
⼥性に⼤⼈気の「チーズ」。⽇本では戦後、海外からの輸⼊で普及しましたが、日本では千葉県の安房地域が酪農発祥の地として知られています。そんな安房で戦前、明治時代から⾷べられていたというチー ズを発⾒!その名も“チッコカタメターノ”。
更に、いすみ市で世界的に認められたブルーチーズを作っている牧場で、チーズに適した⽜乳を作る牧場主と、チーズ職⼈の友情物語を追いかけます。

#882 初ガツオ
「⽬には⻘葉 ⼭ほととぎす 初ガツオ」 薫⾵⾹る5⽉、旬を迎える初ガツオが今回の主役です。「⾷べれば寿命が75⽇伸びる」といわれ初物好きの江⼾っ⼦が競って⾷べたという御馳⾛です。
今回の舞台は千葉県・勝浦。関東⼀の⽔揚げを誇るこのカツオの町で、曳縄漁で新鮮な「⽇戻りカツオ」を獲っている親⼦の物語に密着!更に、房総半島が故郷の若き⼥性シェフが、初ガツオを使った新しいフレンチに挑戦します。

プロデューサー

土橋正道

アシスタントプロデューサー

平田早季

ディレクター

伊藤浩子  木村麻衣子 植田裕久 
河野あや子 田中由美  橋村知曉 
橋本 倫  土井晴美

アシスタントディレクター

金志修

音響効果

山﨑恵美