食彩の王国 2022年1月の放送

食彩の王国 2022年1月の放送

19年目のこれから
 「食彩の王国」は、昨年10月から放送19年目に入った。全国の食材生産者、料理人の方々、薬師丸ひろ子さんをはじめ、東京ガス、テレビ朝日、ビデオプロモーション、技術スタッフ、制作スタッフなど、関係者すべてに感謝を捧げたい。私事だが、昨年9月一杯で、旅番組「遠くへ行きたい」を完全に降板して、担当は「食彩の王国」だけになった。報酬の完全出来高制や、クリエーターに定年はないという仕組みも、組織の運営と共にメンバー相互の意思で確立したものだ。従って、自分から退役すれば、それに見合った報酬も放棄するということで、これまでの年収が半分以下になる。しかし、その分責任が無くなるので、身軽になって、神経をすり減らさずに済む。引き際も肝心だし、人生は、あらゆることが取り換えっこだ。「遠くへ行きたい」は、新たな体制の下で更なる発展を遂げて欲しい。「食彩の王国」については、20周年を目指してしっかり取り組みたい。
(土橋正道)

DVD「食彩の王国 日本の四季」
ポニーキャニオンより好評発売中!
(C)2019テレビ朝日・テレビマンユニオン・テレビ朝日映像

語り

薬師丸ひろ子

放送予定

    O.A. テーマ      担当ディレクター 
#912 1月 8日  銚子サバ      ※テレビ朝日映像
#913 1月15日 三浦大根       植田裕久
#914 1月22日 大和芋       ※テレビ朝日映像
#915 1月29日 ヒラメ        北條 薫

#913 三浦大根
新春!正月疲れの体に優しい食材といえば大根です。
味が染みたおてん、そそり立つ風呂吹き大根など、様々な食べ方て体を癒してくれます。
青々とした畑が広がる神奈川の地て収穫の最盛期を迎えているのは三浦大根。みずみずしく、煮崩れしにくい緻密な身質が特徴。
しかし、青首大根の登場て幻の存在となってしまいました。そこで立ち上がった若き農家の奮闘物語。肥料に使った三浦の名物とは…?
さらにフレンチの匠が畑を訪ね、収穫体験や家庭料理を教えていただきます。そこて得たヒントを元に三浦大根の新作フレンチに挑戦!
(菰田ゆり乃)

#915 ヒラメ
海底の砂利の中てひっそりと身を潜めて過ごす魚といえば…そう、ヒラメです!
いまの時期のヒラメは、脂が乗っていて格別の味わいだと言われます。和食のみならず幅広いジャンルて重宝され、最近ではハンバーガーの具材としても大人気。
舞台は茨城県の大洗町へ。古くから珍重されてき‘‘ たヒラメですが、” 中ても最高級と言われるのが一本釣りで獲る 釣りヒラメ です。 本格的に取り組んでいるのは、この地で5 0年も漁師をしている飯田新作さん。その活動に迫ります。さらに地産地消をモットーにする地元のシェフが、新たなヒラメの創作料理に挑戦します。
(金志修)

プロデューサー

土橋正道

制作進行

平田早季

ディレクター

植田裕久  北條薫 
島越翔平  河野あや子 
鴨下満   土井晴美 
橋村知曉  田中由美 
橋本倫

アシスタントディレクター

金志修 菰田ゆり乃

音響効果

山﨑恵美